現地へ出張しての「お祓い」「ご祈祷」「ご供養」等について

清水大師寺では、ご縁あった方やご家庭等、宗教宗派を越えて、各地へ出張をしての

「お祓い」「墓じまい」「家屋閉め」「家堅め」「土地のご供養」など特殊な作法を承っております。

昨今ではさまざまな事情により思いがけぬご相談やお困りごとを抱えておられる方が大変多く、

その場合、宗教宗派に関係なく真言宗の修法を以てしてなるべくご相談内容にお応えが出来るよう努めております。

 

真言宗では曼荼羅という教えの元、

古来日本神道の神々をご供養、拝する方法もしかとあり、

また、各宗教、宗派隔てなくしかと儀礼に則ってご供養をする方法がございます。

 

これまでさまざまなご相談内容がございましたが、

ひとつ、ひとつ、丁寧にご供養、ご祈祷、修法を勤めさせていただいて参りました。

 

ある時、どのような諸問題に遭遇することになるか?は、解りませんが、

清水大師寺へその旨ご相談をいただくことがあれば、

宗派宗教に関わらず一心にお勤めをさせていただこうと思っております。

これまで携わらせていただきました事例

■家祓い(やばらい)修法■

中古物件、古民家等々をリノベーションして暮らすことになった方、事業を始めようとする方、お商売をはじめようという方、空き家物件を賃貸契約するという方、車庫や倉庫等も含めて、新築ではなく以前の誰からの暮らしや事業展開があった家屋へ入るという時にこの修法を勤めます。

この作法を通じて「三宝荒神」「水神」「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう」をご供養し、悪い要素を善神に導く作法をいたします。

■家堅め(やがため)作法■

新築で地鎮祭や上棟式等は済ませた後、家屋内にて一家、社員等、その建物で暮らし、利用活用をする方々で勤める作法。しっかりとその地に根を張り、一家、社員等が一丸となり安寧に日々を営むために行います。

■地鎮祭(じちんさい)仏式の土公供■

土地を求め、もしくは土地を借りた上に新築の家屋を建てる前に行います。土地に番地等を決め、その土地は自分のものとして登記しますが、あるいは賃貸で土地代を地主に支払いをしますが、それは人が勝手決めごととしていることです。土地には土地の神々がおられ、その上に暮らす人間は必ず汚物や汚水を出し、火やエネルギーを消耗して暮らします。この土地の神々を勧請し、ご供養ご挨拶をして今後の加護と安寧のための修法を勤めます。

■上棟式(じょうとうしき)■

近年は行われる家主も業者も大変少なくなったように思いますが、家屋の守護神を勧請し、家主と工事関係者も一緒に棟上げを無事に終えられたことに感謝するとともに、最後まで工事の安全を祈る儀式です。